2010年04月15日

第5回[拡大]勉強会報告:鈴木祥之教授(1)・・・伝統構法木造住宅の耐震性能

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su-2009_1010_0045.jpg 【報告記事】はもうしばらくお待ち下さい。
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2010年04月13日

第4回伝統構法を考える勉強会報告(1)・・・伝統木造建築における階層性「階層型建築構法の考え方」

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第4回伝統構法を考える勉強会報告 2009.07.18
伝統木造建築における階層性 「階層型建築構法の考え方」  
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久しぶりに東京でしゃべります。
今日の話は、私が大工さんの仕事を見ながら考えたことです。
古い建物から新しい建物、いろいろ古代の様式等もありますが、その当時からすでに耐震的な配慮はしていたんだろうと考えています。
ただ、実際問題として、なかなか耐震というのは簡単にはできないですね。
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第4回伝統構法を考える勉強会報告(2)・・・地震動の多様性

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地震動をよくよく眺めてみますと、非常にバリエーションが豊富です。
阪神淡路の地震動の速度を眺めるだけでも、すごいバリエーションがあります。これが一様だなどとはとても言えません。揺れの早さは場所によって皆違う。ですから、今Eディフェンスで、どの地震波を使って実験をしようかなどと言って、いつも悩んで実験波を選んでいるのです。この建物にはこれが良いかななどといった感じで選んでいる訳です。
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第4回伝統構法を考える勉強会報告(3)・・・建築物において無視し得ないこと

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20090718kougi_26.jpg建築物の絶対に無視できない設計のルールですが。馬鹿みたいな話ですが、中身が完全に詰まった建築物はないですね。これでは使えないです。内部空間は絶対にないといけない。
また、開口部が無い建物もない。出入り口のない建物はたぶん使えない。若干例外があるのは宇宙船ぐらいのものです。宇宙船でも一時的には開けるんですけれど。飛んでいるときには完全に閉めてます。ということは、出入り口を開けるというのが建築家の重要な役割ですね。

  
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第4回伝統構法を考える勉強会報告(4)・・・建築基準法の課題 上屋の基礎への緊結

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建築基準法は悩ましい課題を内包しています。基礎へ緊結をしなさいと書いてありますね。これをどうやって読み下すかという話ですけれど。今これをクリアできる方法は免振しかないですね。免振は許されるけれど、それ以外は緊結しなさいと言うわけです。

今日、提案しているのは、あやしげな免振を少しどうにかしようではないかということを言っている訳です。
緊結させる理由は、風に対する問題が非常に大きかったですね。建物の比重で考えると、木造建築は非常に軽いです。アバウトにみると0.4〜0.7とたいていは水に浮いてしまいます。耐震ということで屋根を一生懸命軽量化していますが、これを進めれば進めるほど実は風で浮いてしまいます。

地震時の挙動はなかなか分かり難い。地震入力の限界を決めることができるのであればいいのでしょうが、緊結していないときに地震時にどう動くか分からないと困るじゃないかと言っているわけですね。摩擦係数がそんなに明瞭ではないので、ほんとうに地震入力の限界が決るのですかという疑問もあります。もっと一番困るのは変位の限界がないじゃないかと言っている。これを何とかしてください。これを何とかしてくれれば、緊結をしなくても良いですよとある意味では言っているわけです。
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第4回伝統構法を考える勉強会報告(5)・・・筋違は何故嫌われるか?

20090718kougi_51.jpg筋違いが大工さんたちに嫌われたのは何故か?
筋違いを知らないわけではないですね。仮設工事では使っていますが、本設では使っていない。それは、圧縮と引っ張りの双方に対する接合部をどうやって作ってよいかが解らない。片一方であればできるのですが、両方は難しい。うっかりやってしまうと母材が壊れてしまう。これが問題です。仕口が壊れてしまうと修理コストが高いものになってしまうし、母材にせん断破壊などが起きると致命的なダメージとなってしまいます。

筋違いを使うとなると全ての接合部、例えば土台と柱の引き抜きに耐えるように、桁と柱の引き抜きに耐えるように、全部補強していく必要がでてきます。筋違いを一つ入れるということは簡単なことではないですね。伝統的な建築に筋違いをポッと入れれば補強できるというのは基本的には間違いで、やってはいけないことです。
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第4回伝統構法を考える勉強会報告(6)・・・木造建築の難しさ

20090718kougi_63.jpg木造建築はやはり設計が難しいですね。難しいというのは先ほどから言っているめり込みは避け難いですね。しかし、大工さんはこれを活用して、ディテールとしている。楔は木のめり込み無しには固まりません。シャチで胴付き面を引き寄せるというのも同じです。このように大工さんはめり込みをもともと活用しています。同時にめり込みにはダンパー機能もあり、それらをどう評価し、活用していくのかが必要です。

面倒なのは、木の乾燥収縮です。これに非常に神経質になると、今の乾燥材以外は木材ではないと言われる社会になってしまう。集成材以外は木材じゃないなどとも言われる。
そこで乾燥に耐えるディテールを考えることが必要になってくる。ボルト締め接合などは当然避けた方が良いでしょうし、影響を受け難い構造計画というものを
考えるわけです。
伝統構法そのものには、乾燥収縮をもともと想定している技術の蓄積があると思うので、それをきちんと見直せばよい。
割裂の生じ難い受け方、接合部、集中荷重は避ける。割裂の危険性がどうしてもあるというものは補強したらよいということです。
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posted by これ木連 at 08:40 | Comment(1) | 第4回勉強会(渡辺一正氏)報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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